ありがとうプレイス

感謝の思い ~その217~ 「自分を変えてくれた人」

2021.11.25

こんにちは。

アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフのSです。

この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。

当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。

そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。

そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・

-----------------

私は会社員になる前に、フリーターとして働いていた時期がありましたので、今回はその頃のお話をさせていただきます。

今でこそ仲間と手を取り合い、協調して業務に励んでいる私ですが、当時は非常に社交性に乏しく対人回避癖がありました。仕事を手伝ってもらうと、この工程に複数の人員はいらないとの考えから、手伝ってくれた方にその場を預け、自分はお礼も言わずに次の持ち場に移動したり、逆に自分が人の手伝いをできるような状況に居合わせても、他人の仕事という慣れないことをしてペースダウンをするよりも、先に自分の仕事を完結させて、それでも手持無沙汰になっていたらお手伝いしようという、とにかく単独行動に染まり切った思考の人間でした。

そんな自分が変わるきっかけになったのは、同じ職場の先輩Aさんのお陰でした。その方は、「おはようございます」「おつかれさまでした」「はい」、この三種類の言葉しか発しない私を見かねて、休憩時間によく雑談を振ってきてくださいました。とても明るくて気さくな方でしたが、意外にも以前はうつ病を患っていたそうです。正社員として働いていた時のストレスで発症し、それで今の負荷が少ないフリーターの道に進んだとのことでした。後から聞いた話ですが、自身にそういった過去があるだけに、生きづらさを抱えている私を見て気にかけてくださったそうです。

お陰様でそれから徐々に私も社交性がついてきて、周囲からは昔とずいぶん変わったねと声をかけていただく機会も増えてきました。元をたどればすべてAさんのお陰です。私にとっては人生の大恩人と言えます。私はその仕事をやめる際、Aさんに改めて「こんな気配りも何もできなかった人間の面倒をわざわざ見てくださってありがとうございました」とお礼を言いました。するとAさんは「自分も人に助けられて生きてきたから、今度は自分が人を助ける番だと思った」と答えてくださいました。

私は今もAさんから頂いたその言葉を大切にしています。縁あって今の会社に入り、新たな社会貢献の機会をいただきました。人との和を大切にしながら、足並みをそろえて今日も一日頑張りたいです。

カテゴリ一覧