ありがとうプレイス

感謝の思い ~その114~ 「真夜中の恩人」

2021.09.28

こんにちは。

アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフのGです。

この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。

当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。

そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。

そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・

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大変恥ずかしい話ですが、以前ドライブをしていたら道の真ん中でガス欠を起こしてしまいました。自分のガサツさに呆れます…

一緒に乗っていた仲間に爆笑されながら車を押してもらい、ハザードを焚いて近くのガソリンスタンドに電話をかけました。しかし深夜なのでどこも営業しておらず、もうレッカーを呼ぶしかないかと考えていました。

すると「どうしたの?」と知らないお兄さんが車を停めて声をかけてきました。

状況を説明すると、「ガソリン買ってタンクで持ってきてあげるからちょっと待ってて」と言い、何キロも離れた24hのガソリンスタンドまでガソリンを買ってきてくれました。

(いや、優しすぎる!!!!!!)

話をするとその方は個人で車屋さんを営んでいるそうで、停まっている車を見てトラブルがあったのかと思い、放っておけなかったそうです。最後に「本当にありがとうございました!」と、ガソリン代とお礼を渡してお別れをしました。

その方への深い感謝と同時に、私は今回の事で一つの後ろめたさを覚えました。

なぜかというと、自分がもし逆の立場で立ち往生している車を見かけたら、気にもせずそのまま素通りしてしまうだろうという確信があったからです。むしろ、記憶にないだけで過去にそんな“素通り”をしてしまっているかもしれません。

もちろんその素通りが悪いことだとは思いません。今回の私のガス欠についても自業自得でしかないのですから。

ただ「自分はもらうくせに、他人にはあげない」というのはなんだか都合が良すぎるし、筋違いな気がします。なによりも、このとき助けてくれた方に対して私は「こんな事ができる人になりたいな」と強く尊敬の念を抱きました。

その気持ちをムダにしないために、「これからは困った人を見かけたら“素通り”せず、助けられるような行動をしよう」と心に決めたのです。

それから少し経ったある日

薬局で買い物をしていた私は、ショッピングカートに荷物を積もうとしているおばあさんを見かけました。重くて大きな箱だったので1人ではうまく積み上げられないように見受けられます。

少し前の自分なら「(余計なお世話かな)」と思って“素通り”してしまっていたような出来事です。

勇気を出して「あの、手伝いましょうか?」と声をかけました。

これはちょっとクサくて理想論的ですが「ガス欠を助けてくれた人に私が影響されたように、手助けと感謝が世の中に連鎖して広がったらもっと素敵な世界になるかもしれないな」なんて、おばあさんに笑顔でお礼を言われたときに思いました。

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