アルマンブログ

○○バカになる?

2018.04.04

みなさま、こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフの深澤です。

みなさまには好きなもの、好きな事、あるいは愛してやまないものはありますか?
好きに程度はあれど、好きなものがない方はいらっしゃらないと思います。

では質問を変えましょう。
みなさまは自分の勤めている会社は好きですか?
あるいは、自分の勤めている会社の商品は好きですか?

私は好きです。
そうでなければ、わざわざ別の業界から転職してきて、かつ初心者からやり直すなどということはできません。

昔、こんな話をとあるコラムで読んだことがあります。
「マツダの社員は車バカである」
これはRX-8という車の開発に関わった人たちの話を読んだときに書いてあった言葉です。
(正確にはもっと柔らかい表現だったとは思いますが…ニュアンスは間違っていないと思います)
マツダのRXシリーズという車種は、世界で唯一マツダだけが量産化に成功した、「ロータリーエンジン」を搭載した車種のことです。
熱に弱い、燃費が悪いなどのネガティブなイメージを持ちながらも、小型、小排気量で大パワーを得られ、かつモーターのような回転フィールを持つロータリーエンジンは多くの車好きに支持されました。
(実際は同程度のパワーを持つ大排気量エンジンと比べても、さほど燃費は悪くなかったようです)


(わずか1300ccの排気量で当時の規制出力280psを発生していたFD3S型RX-7)

しかし、その世界で唯一の技術であるロータリーエンジンも時代の波には勝てず、製造中止を余儀なくされようとしていました。
そのときマツダ社員の中のいわゆる車バカの人たちが、ロータリーエンジンを改良し、新車種を趣味同然で開発し、会社に販売を認めてもらったという話です。
会社に販売を認めてもらうまでには、会社側からかなりの注文があり、調整に苦労したということでした。
本来であれば2ドアクーペとして販売したかったのに観音開きの4ドアセダンになったのは、そういった紆余曲折があったからのようです。
そして、様々な苦労を乗り越えRX-8という車は販売というところまで漕ぎつけました。
かくして社員たちの努力によって、マツダのアイデンティティであるロータリーエンジンが製造中止になる、という事態はひっくり返されたわけです。
それほどまでにマツダ社員はロータリーエンジンを愛し、マツダという会社を愛していたということでしょう。


(家族も乗れる大人のスポーツセダンとして生まれ変わったRX-8、NA1300ccで235psを発生)

自分の目指しているところもそういったところです。
自社の商品を愛し、自社を愛するというところまでいければ、開発者として本物になれるのかなと思っています。
いわゆる「○○バカ」というヤツですね。

そして、自社商品として世界に誇れる商品を企画し、シンドーという会社が世界に誇れる企業になれるよう尽力できる、そんな人間になれればいいなと思います。

みなさまも自社商品や自社に対する「愛」を今一度考えてみませんか?
きっと、働き方にも違いが出てくるのでは?

これを機会に「○○バカ」を目指してみるのもいいのではないでしょうか。

 

以上、本日は【「○○バカ」】について深澤がお伝え致しました。
次回の更新も、ぜひご覧ください。

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