ありがとうプレイス

感謝の想い ~その88~ 「”失敗”に感謝」

2018.04.25

こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」スタッフの小林です。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい…そんな想いが詰まっています…

 

さて、突然ですが、皆様は「失敗」した事がありますか?
私はあります。
仕事でも私生活でも沢山あります。
無い、という方はいらっしゃらないですよね。

失敗にも色々あり、ポカミスによる単純な失敗、勢い任せでやり過ぎによる失敗、前向きなチャレンジによる失敗、リスクを背負わない事による失敗等、様々です。

仕事をする上では「失敗しないのが当たり前」という事を求められるものですが、失敗してみないとどうしても分からない事というものもあり、私の場合、「失敗するかもしれないけど、ここは敢えてやってみたい」と思う事もあります。
知識や経験を言葉や数字に置き換えて伝えるのは一見簡単なのですが、例えば機械(車でもカメラでも工作機械でもなんでも良いです)の「性能の限界」は感性による部分も多く、人に伝える事が難しいです。
壊して、ダメになって、取り返しがつかなくなり手遅れになってから、当事者だけが初めてわかる事、というものもあり、そういう失敗を間近で見る機会があった時、私は注意深く見る様にしています。
そして反面教師にさせてもらい、「じゃあ自分が当事者だったらどうするか?どうすれば回避出来るか?」という事をよく考えます。
特に前向きなチャレンジを行って失敗してしまった人がいても、責める気にはなりませんし、出来るだけ自分のものにしたいと思います。

私も35歳という、若くは無い年齢になってきて、過去の失敗の経験をどう生かすかが問われる年頃になって来たと思っています。
私は人より頭が良い訳ではありませんが、自分が関わってきた仕事の分野の「失敗」については一日の長がありますので(無論褒められた事では無いです…)、同じ轍を踏んでしまいそうな人がいたら、最悪の事態になる前に事前に伝える、それが失敗を経験した者の役割なのではないかと思っています。(ただ、若い人に対しては経験の為、あえて轍を踏んだ方が良いと思う時もあります。)

失敗する事自体は基本的には嫌ですし、悲しかったり悔しかったり後悔する事の方が多いですが、経験し事実を冷静に見つめる事でしか得られないものがあります。
それを与えてくれる人や機会に、直後は無理でも、後で振り返った時に感謝出来る様に有りたいものです。

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