ありがとうプレイス

感謝の想い ~その68~ 「先人の知恵と技術に感謝」

2017.12.25

こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」スタッフの小林です。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい…そんな想いが詰まっています…

さて、突然ですが問題です。
皆様どなたもご存知でない方はいない!と言える程のメジャーな機械部品があるのですが、お分かりになりますでしょうか?

 

 

 

 

それは……「ネジ」です。
実はネジは数千年前から存在していたらしいのですが、誰が考えたのか、どうやって出来たか等、起源は諸説あり定かではありません。
しかし現代のモノづくりにおいては、欠かす事の出来ない部品の一つとして存在しています。
もちろんミスターアルマンにも多数のネジが使われています。

ところで、ネジだけでなく普段当たり前に使っている物や機械等を、買う事・使う事は出来ても、「じゃあ自分で考える事・作り出す事が出来るのか?」と自分に問うてみると、ほとんどの物を独力では考え・作り出す事が出来ない事に気が付きます。
そんな時、開発者・設計者としての自分自身の存在の弱さや力の無さを感じます。
一方で、アイデアの出し方や発想法でよく言われている言葉に「既にある物を組み合わせて、新しいものを作る」というものがあります。
一見、なんだ、そんなものか、とも思ってしまうのですが、アイデアの本質はアレンジメントであり、ネジも今の形になるまで、数えきれない名も無き人の試行錯誤があったのかもしれませんね。

…少々スケールの大きな話になってしまいましたが、身近な所で言いますと、例えば弊社はメーカーですので、社内で今まで積み重ねた加工方法・技術を流用したり、効率の良い方法を先輩から学んだりする事で、物を効率的に作り出す事が出来るようになります。
そしてその上で教わった事に対し、自分なりの改良を加え、少しずつ新しい事を積み重ね、先人が残してくれた知恵と技術を次の世代に伝えていく事で、感謝を形に表したことになるのだと思います。

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