アルマンブログ

100円ショップの材料でできる!簡単手作りマスク

2020.04.25

みなさま、こんにちは!
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」店長の山口です。

緊急事態宣言がいよいよ全国区になり、私たちの周りでも学校の休校や娯楽施設・商業施設の休業が進んでいます。
そして、感染対策の課題として「人との接触機会の8割削減が目標とされています。
それでも仕事柄どうしても出勤しなければならなかったり、食料・日用品の買い出しをしたりと、
外出や人との接触の機会を完全になくすことはできません。
そんな時、感染予防として欠かすことができないのがマスクの着用です!

ですが、事実そのマスクがどこに行っても入手できない状況ですし、
国から各世帯に2枚配布されることが決定しましたが、当然それだけでは足りないという家庭もあるでしょう。。
なので、昨今では各家庭でマスクを手作りすることが推奨されています。

でも、いざ手作りするにあたって、どんな材料を使えばいいのか、
作り方は難しくないのか…と不安になっている方はいらっしゃいませんでしょうか?
そこで今回は、100円ショップにあるものだけで作れる、
我が家流の簡単な手作りマスクの作り方をご紹介します!!


マスク作りに必要なもの


はじめに、マスクを作るにはまず何を用意すべきかについてですが、
我が家では100円ショップで調達した、以下の3つの材料を使っています。

①布きん

この場合は普通の食卓用の布きんで十分ですが、
「かや織り」仕様のものは、バリバリに糊付けされていることが多く、一度洗わなければならないのでご注意ください。
また、マイクロファイバー製の布きんも、もこもこしすぎてマスク作りには向きません。

②ゴム紐

手芸用のゴム紐があればベストですが、ヘアゴムなどでも代用可能です。
ちなみに、耳が痛くなりにくくて一番おすすめなのが、伝染して履けなくなったストッキングタイツ
ただし、男性のみのご家庭では手に入らないのが少々残念なところです…。

③ステンレスワイヤー

マスクを鼻の形にフィットさせるためのワイヤーです。
直径0.9㎜程度のものが、手で加工しやすいのでおすすめです。

あとは、ミシンマスキングテープがあれば作り始めることができますが、
ご家庭にミシンが無い場合は、手縫いでも縫い目、結び目がしっかりしていれば問題ありません。
ゴム紐を通すための紐通しがあればさらに便利ですが、お手元になくてもきちんと作れる方法があるので心配いりません。

また、普段から使い捨てマスクを使用している方は、
マスクを捨てる前にゴム紐中のワイヤーを取り除いて、手作りマスクに再利用する、というアイデアもあります!


簡単にできる布マスクの作り方


①布きんを約24×21cmにカットします。
カットサイズが若干大きくても、後から縫いしろやプリーツで調整すれば問題ありません。
そしてここからは、布のほつれ止め加工がされている方を下側にして作業を進めていきます。

②上側を1cmほど折りたたみ、真ん中を5cmほどミシンで縫います。
ここが鼻に当てるワイヤーを通す部分になります。

③マスクのプリーツを作ります。
図を参考に向きに注意しながら、3段ほどのプリーツを作ります。
プリーツの幅は特に指定はありませんが、最終的に縦の長さが約10cmになるのが理想的です。
この時まち針で固定できれば便利ですが、折り目にきっちりとアイロンを掛ける必要はありません
代わりにマスキングテープを貼って、折り目をキープしましょう。

④両端を1.5cmほど折りたたみ、ミシンで縫ってゴム通しを作ります。
この時、布がかなり厚くなるので、怪我をしないように慎重に縫いましょう。
ちなみに、紐通しがお手元に無い場合は、このタイミングで先に⑥のゴム紐を挟んでから縫ってしまえば問題ありません。

⑤鼻にフィットさせるためのワイヤーを用意します。
ステンレスワイヤーを10~12cmほどの長さに切り、左右が真ん中にくるように折り曲げたら中心にマスキングテープを巻きます。
これを②で作った隙間に通し、抜けてしまわないように縫い目の両端をさらに3cmほど縫います。

⑥ゴム紐を25~30cmに2本切り、マスクの両端に通します。
長さを調節して2回ほど玉結びし、結び目がしっかりと固定されたら完成です!


フィルターをプラスして予防効果アップ


以上が簡単なマスクの作り方になりますが、これだけでは布1枚のため感染対策としては効果が薄めです。
なので、実際に使うときはマスクと鼻・口の間にフィルターを挟むことになります。
実はそのフィルターも、お家にあるもの・100円ショップで買えるもので作ることが出来るのです!

用意するのは、使わなくなったタオルハンカチ不織布製の排水口水切りネット、そしてマスキングテープだけ!
まずはタオルハンカチをマスクより一回り小さいサイズにカットします。
そしたら、水切りネットをその倍のサイズに切り、タオルハンカチを包んでテープで留める…
それだけでマスク用フィルターの出来上がりです!
使い終わった後は、不織布を捨てて、タオルハンカチを洗えば再利用も可能です。

また、タオルハンカチではなく紙でもこのフィルターは作ることができます。
その場合に使用するのは、フローリング掃除用の使い捨てシート!
これならたくさん用意できて、使った後もそのまま捨てられるので、一緒に作っておくと便利です♪


布マスクの洗い方


言わずもがなですが、布マスクやフィルターの中身のタオルハンカチは、使用後しっかりと洗わなければなりません。
この時ポイントになるのが、「浸け置き」「押し洗い」です。

はじめに、洗面器などに水を張って、洗濯用洗剤と漂白剤を適量入れます。
そこにマスクを10分程度浸けておきます。
浸け置きが終わったら、マスクをやさしく押し洗いしましょう。
ここで揉み洗いをしてしまうと、繊維が傷んでウイルスの予防効果が落ちてしまいます。

洗い終わったら十分に水ですすぎ、水気を切って乾いたタオルに挟み、水分を飛ばしてから干します。
少し面倒な作業に思えますが、これで安心して手作りマスクを繰り返し使うことが出来ます。

詳しい洗い方は、経済産業省の公式Youtubeチャンネルにて動画で紹介されているので、是非チェックしてみましょう!


身を守るためのアイデアは積極的に取り入れて!


どこに行ってもマスクが十分に手に入らないこの状況、
もしかしたらマスクを着用すること自体諦めている方もいらっしゃるかもしれません…
ですが、上記のレシピを見てわかるように、材料の調達から手作りすることまで、思うほど難しくないんです!
自分で使うだけならば、そこまでクオリティにこだわる必要だってありませんからね。

そして、私たちが進んで手作りマスクを着用することにはもう一つ大事な意義があります。
それは医療の現場で働いている人たちのためのこと。
常に感染リスクと隣り合わせでいながら一生懸命に働く人に、できるだけサージカルマスク(高性能のマスク)が行き渡るためにも、私たちが自分でマスクを作り自己防衛することは大きな一歩なのです。

今現実に起こっていること、決して他人事と思わず、
周囲を思いやる気持ちを忘れず、常に冷静に行動できる人でありたいですね。


~~筆者プロフィール~~
ミスター・アルマン店長
山口 望 (Nozomi Yamaguchi)

1992年生まれ、新潟県見附市 出身。
2017年3月に入社し、わずか1年半でミスター・アルマン店長に就任。
「デキる男」について理想を垂れ流してはいるものの、
まずは自分が“デキる女”に近づかなくては…と猛省中。


“デキる男”をさらに輝かせる
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