アルマンブログ

製造現場と技術革新

2019.01.16

みなさま、こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフの深澤です。

本日はIoT技術についてのニュースと考察についてお届けします。
みなさまは「AR」という言葉をご存知でしょうか?
ARとはAugmented Realityの略で日本語でいうと拡張現実となります。
なにそれ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの技術、普段の生活のなかでも目にする機会が多くなっています。
昔からあるARといえば、スマートフォンのアプリケーションで、カメラを通して見た景色に様々な情報を重ねて表示する、というもので、グルメ情報や交通情報などのアプリケーションがあります。
その他には車のHUD(Head-Up Display)に表示される車両情報や交通情報などがあげられます。
私の車にも装備されていますが、視線移動が少なくてすむのでとても便利です。

そしてその便利なARですが、今製造現場での利用が注目されています。
製造業におけるもっとも深刻な問題は、人員不足と教育不足による技術者のスキル低下だそうです。
そこでこれらの問題解決策としてAR技術が注目を集めているということです。

例えば、生産現場の組み立て作業でマニュアルをAR表示することで、教育係そのものを必要としない状況を作り出したり、アフターサービスでの現場作業等のマニュアルを表示するなど利用シーンはいろいろと考えられます。

では自社におけるAR利用にはどういったメリットが考えられるか。
先に挙げられた製造現場における教育の時間の短縮とコスト削減も考えられますが、もっとも有効なのは製品の3DモデルをAR表示することで製品形状を正しく把握、あるいは製造時に考えられる問題点等をあらかじめ議論できるのではないかとも考えています。
さらに技術が進めばAIとの連携で、図面の必要がない製造現場ができあがるのではないかとも考えます。

弊社の開発部門においてはCADシステムの更新が必要となる時期が近付いているように感じます。
陳腐化したシステムのままでは時代に取り残されてしまう可能性もありますし、なにより効率を追求する上では不利です。

これからは今後発展していく技術や、製造現場の変化等との関連性を見極めながら、設備やシステムを導入していく必要もあると思いました。

 

以上、本日は【製造現場と技術革新】について深澤がお伝え致しました。
次回の更新も、ぜひご覧ください。

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