アルマンブログ

仕事の質

2018.11.10

こんにちは。
オーダーメイド収納ラック Mr.Aluman 元店長 JunJunです。

最近、働き方改革(ワークライフバランス)が注目されている中、「仕事の質」のキーワードがでてくると思います。そこで今回は、仕事の質とは?ということで少し書いてみました。

仕事の質を高める、とはよく言いますが、そもそも仕事の質とは何なのか、意味から考えてみることも必要です。また仕事の質を高める前に、何故、仕事にやる気がでないのかを知らなくてはなりませんよね。仕事の質とは何かを知ることは、会社のためになるのはもちろん、自分自身のためにもなることですので、「仕事の質とは何か」について考える必要があります。

仕事の質に対する考え方は人それぞれだと思います。
よく仕事の質を高めるために~する、などの言葉をよく聞きますが「仕事の質とはどういう意味か」に対する回答や考え方は一つではないように思います。
例えば、「品質の高い成果物を作ること」と意味を捉えている人もいれば、「とにかくお客様の喜ぶ顔を見ること」だと意味を捉えている人もいます。

仕事の質とは一般的には中身、内容のことです。もっと言えば、完成度や密度といった言葉に言い換えられる場合もあると思います。
仕事の質とは、その仕事の中身や完成度を指すと思います。ただし、中身と言っても仕事の質とは業務内容のことではなく、さらに奥にあるその仕事の意義や貢献度の事です。
仕事の質の向上により、業務を丁寧にこなせるようになることは、生産的だということです。仕事の質の意味を考えれば、必ず業務にも活きてきます。ただむやみに仕事を進めるのではなくて、出来る限り仕事の質の向上を目指すのが理想的と言えると思います。

仕事の質の向上によるメリットはいくつかあると思います。
メリット①:仕事が楽しくなる
仕事の質の向上で得られる最初のメリットですが、やはり仕事が楽しくなるということが挙げられます。仕事の質を高めるためには、自分の頭で試行錯誤を繰り返すことが不可欠です。そうすると、仕事が受動的なものから能動的なものへと変化していきます。受動的な仕事は乗り気にはならなくても、能動的なものならやる気もわきますよね。主体性の重要性にもつながってきます。そういった意味でも自分自身の成長に関係してきます。

メリット②:評価が上がる
仕事の質の向上は、長期的に見ると評価が上がるというメリットもあります。仕事の質とは完成度や貢献度でもありますから、当然仕事の質の向上は評価されるべき事だと思いますす。仕事の質を高めるために工夫すると、楽しく仕事ができるだけでなく、往々にして良い評価にもつながりますから、積極的に仕事の質の向上に努めたいですね。

メリット③:視野が広がる
仕事の質を上げると、必然的に視野が広くなると言われています。というのも、仕事の質を上げる際には、より深く・より広く業務内容や社会について知ろうとするからです。これはプライベートの日常生活でも役に立ってくると思います。
例えば、仕事の質を上げるために身につけた知識が、友人や知人との会話を盛り上げるのに役立ったなど、仕事の質を高めると、それだけ生活にもプラスの影響がでてきます。

メリット④:素早い決断力が身につく
仕事の質を高めるために工夫を繰り返すと、素早い決断力が身につくとも言われています。仕事の質とは、スピードよりも中身や本質を指しますから、じっくり考えないと向上させられないのでは?と思う人もいるかもしれません。確かに、仕事の質をあげるには、最初はじっくり考えることが必要です。しかし、試行錯誤を繰り返すと経験が身につき、視野も広がりますので、最終的には素早い決断力が身につくことにつながるのです。

仕事の質を高める為には、いくつかの方法があると思います。自分のモチベーションを上げる、早さと成果のバランスを考える、仕事の量をこなして質を上げるトレーニングをするなどです。誰も自分のモチベーションは上げてくれません。自分自身のモチベーションをあげるのもスキルの一つです。

仕事の質を高めるには、計画を如何に忠実に実行できるかという事が一つあります。
計画を如何に忠実に実行できるかをチェックする事が重要になってきます。PDCAの業務の基本サイクルです。

仕事の質を高めるには、経験量を徹底的に増やすという事も一つあります。
沢山の仕事を通してその経験量を増やします。すると、ある時期から仕事の量が質へと転化する時がやってきます。経験量を徹底的に増やすと、段々と慣れができ、仕事を通して知識を身に着けることもできます。また、何度も経験をしていると「仕事のコツ」が掴め、更には「ポイント」も見えてくるようになり、「要領」の意味が分かるようになります。すると、スピードを速くしながら仕事の質を高めていくことが出来るようになります。

仕事の質を高めるには、その手段や手法を高い意識を持って行うことが重要だと思います。ただ漫然と手段だけを遂行していても、望ましい結果は得られませんし意味もありません。意識を伴った努力が、成果に結びつく一番の近道だと思います。
それも障害を飛び越えたり、すごい努力をしたり、強いこだわりなどです。意識が伴った練習や実践が十分にできると、到達するレベルが上がります。「自分にとって」だけではなく、お客さんや周囲の仲間にとってもという広い視野も大切だと思います。

仕事の質を高める為には、ある程度高い目標設定も重要です。失敗すれば最低の質になってしまいますので、失敗しない範囲で目標が高ければ高いほど、仕事の質は高めることが出来ます。目標が低すぎたら進歩はないですよね。

最後ですが、仕事の質のあげる事について注意点もあると思います。テクニックとして仕事の質を高めるのではなく、長期的に見ても自分自身のためになるように仕事の質をあげることが大切になってくると思います。短期的にテクニックや小手先の工夫に捉われず、業務の本質を考えた中で人間力を向上させていくことが最も重要だと思います。

・・・まとめると・・・・
仕事の質を高めるには、
1.計画を如何に忠実に実行すること
2.経験量を徹底的に増やすこと
3.高い意識を持って業務の意義を考え行うこと
4.低い目標設定ではなくある程度高い目標設定をすること

注意することは、
短期的なテクニックに捉われず業務の本質を考えた中で人間力を向上させていくこと

だと思います。

言うのは簡単であり実践するのは大変ですが、私自身、素直に実直に取り組んでいきます。

(by JunJun)

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